NEET-FACTORY

電子部品が織りなす美しさ——

緑色の板の上を走る無数の銅の線。整然と並ぶ部品。
基板は、求められる性能を満たすよう設計されている。

電気信号を高速に処理できること、少ない電力で動作すること、できるだけ小型軽量であること、可能な限り安価に製造できること―― 基板に求められる性能は製品によって様々だが、「見た目の美しさ」を主眼に設計されることはまずあり得ない。

それなのに、なぜだろう。
基板をモチーフにしたポスターや雑貨に心ひかれる人は少なくない。私もその一人だ。

大量生産される工業製品として、製品の中で誰の目にも触れずにただ役割をこなす。
鑑賞されることなど一切考慮していないはずの基板が、なぜ、こうも人をひきつけるのであろうか。

その答えを求めて、作品制作に取り組んでいる。
電子回路としての合理性と、芸術作品としての美しさのあいだを彷徨いながら――

メディア・イベント情報

モノづくり展示イベント「NT金沢2026」で、だいのすけの作品「アートコンピュータ AC-8080」と「ASCIIキーボード」を展示します。